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超簡単!ほどけにくい靴紐の結び方!

超簡単!ほどけにくい靴紐の結び方!
靴紐ってほどけちゃいますよね。
長距離選手にとっては死活問題ですし、短距離選手でもほどけて途中で気になって成績に影響するなんてこともあります。
あれほどしっかり結んだはずなのに・・・(T_T)
ほどけないように2重、3重に結んでいる選手もいますが、あとから解くのも大変ですし、なにより見た目がかっこ悪いですよね。

そこで、超簡単! ほどけにい靴紐の結び方を紹介します。 なれれば2、3秒で結ぶことができます。
これはイアンノットと言う結び方ですが、少し工夫して簡単に結べるようにしています。
まずは普通に結びます
まず、シューズの紐を普通に1回結びます。 この時、写真1のように右側の靴紐が手前に来るようにします。 逆でもいいですが、逆にした場合は以下の手順もすべて逆にしてください。(写真1)
イアンノット

(写真1)

結んだら左右の小指と薬指で挟みます。(写真2)
イアンノット

(写真2)

くるっと回します
次に右手は紐の手前側から、左手は紐の向こう側から親指と人差し指を回します。(写真3・4)
イアンノット

(写真3)

イアンノット

(写真4)

そしたらクロスさせるように反対側の紐を親指と人差し指でつまみます。(写真5・6)
イアンノット

(写真5)

イアンノット

(写真6)

あとは普通に結ぶように引っ張れば完成です(写真7・8)
イアンノット

(写真7)

イアンノット

(写真8)

簡単でしょ?!

ぜひお試しください。
イアンノット

(写真9)


シーズンに向けて

ご無沙汰しております。店長です。

3月に入り、暖かい日が増えてきて練習がやりやすくなったと思います。

風がなくぽかぽか陽気の日にはこんな日に練習したいよな〜ってしみじみ思います。

さて、3月の中頃になると、そろそろ記録会が始まるところがありますね。

店舗がある和歌山県も3月中旬頃に記録会があるみたいです。

シーズンに向けて冬季練習からもう切り替わっているかと思いますが皆さん準備は出来ていますか?

体作りもそうですがシーズンに向けてシューズを買い替える方も結構いるかと思われます。

新しいシューズで心機一転でシーズンを迎えるのもいいですよね♪

買い替えを考えている方はぜひぜひ当店の存在を忘れないでくださいね。

ここで注意点があります。

当店で扱っている国際輸送商品(主にスパイクシューズですが)はお客様へのお届けにお時間がかかります。

輸送状況によっては予定より時間がかかり数か月かかる場合もあります。

大会を目前にご注文をいただいても場合によっては間に合わないこともありますし、その場合でもご注文はキャンセルは出来ません。

もし、使用したい大会があるのでしたらお早目にご注文をお願いします。

 

シーズンインまであと少し

皆様こんばんは。

アスリートピットスタッフのスプリンターです。

そろそろ花粉症になりそうな時季になってきました。(目がかゆくなりつつあります。)
この時季は学生の頃、春合宿していました。(社会人になってからはしてないですが・・・。)

当時の春合宿(400mパート)のメニューの内容についてかなりおおざっぱに言うと、
前半の日数で高スピード・技術系の練習を、後半の日数で持久系の練習をしていました。

そして最終日の最終メニューは全パート合同で行うマイルリレーが恒例でした。
実力が全チーム均等となるように組分けするのですが、
何せ合宿の最終日ですので疲労極限の状態で走るために毎年予想外のレース展開の続出でした。
練習目的云々というよりも、みんなで合宿の締めに行う異様に白熱したお祭りみたいなものでしたね。
とても楽しかった懐かしい思い出です。

さあ約1か月後にはシーズンインです。
皆様はここまで順調に練習できていますか?

これから調子を上げていく最中に故障してしまわないよう、
慎重に練習を重ねてくださいね。


 

第2回大阪リレーマラソン

ご無沙汰しております。店長です。

各地でマラソン大会が開かれている今日この頃。

店長も大会に参加してきました。

出場した大会は『第2回大阪リレーマラソン』



店長は大学時代の仲間と出場♪

いやー心配していた天気もいい天気に恵まれ、マラソン日和となりました。

楽しくわいわい走るつもりが良い順位で折り返したためメンバー全員の闘争心に火が着き、

フルパワーで走ることになりました。おかげで体がバキバキです・・・

でも頑張った甲斐があり、結果



優勝しました!!!!!!!!!!!

いやーうれしい♪

何回かこのチームでリレーマラソンに出場しましたが、初めての優勝です!!

表彰台に上るのって何年ぶりやろか・・・

ランニングしている成果が出て本当によかったです。

これからも頑張ります♪

ちなみにチームの中で一番周回が遅かった店長でした・・・
 

混成得点計算機あります

こんにちは。

アスリートピットスタッフのスプリンターです。

現在はアジア大会まっただ中ですが、そのアジア大会で
右代啓祐選手が十種競技で金メダルを獲得しました!

素晴らしいですね!おめでとうございます☆

皆様、混成競技はお馴染みでしょうか?
私は混成競技の日本グランプリが和歌山で開催されるようになってから、
より一層混成競技に親しみを持つようになりました。
(運営は私も開発に携わっているアスリートランキングドットコムです)


なんと、このアスリートピットのサイトには混成競技の得点計算機を設置しています。
ご存知でしょうか?(混成競技得点計算機はこちら

記録からその得点を算出することはもちろん、得点から記録を算出することもできます。

いろんな記録や得点を入れてみてください。結構遊べますよ。
また、十種競技の8000点越えのすごさもわかると思います。


アスリートピットは混成競技を応援しております。

1週間で1秒73!

 先週の陸上の大会が終わった後、私の大先輩(高校教師)から、その高校のハードル選手の練習をちょっと見て欲しいと言われて練習を見てあげた。



 高校三年の女子選手。その日の100mHのタイムは19秒台だった。

 きいてみると3台目までしか3歩で越せないらしい。

 身長も高い方だし、足も遅いわけではないし、ハードリングのセンスも悪くない。



 ただ、致命的な欠点があった。

 それが直るよう、ちょっと教えてあげた。ほんの1時間ほどのことだ。



 それから1週間。

 昨日の大会で彼女は17秒台で走った。

 なんと1秒73も、記録が伸びたのだ。それも高校三年生が。

 もちろん、この1週間、私が言ったことを解釈し、きちんと練習した成果なのだろうが、こんなにも記録が伸びて、私もうれしかった。

 と、同時に、「やっぱり俺って指導者の才能あるよな」と自画自賛。。。

 まだ3歩で行けるのは8台目までだが、次の大会では10台クリアし、タイムもあと1秒近くは伸びるだろう。



 記録が伸びると、楽しい。そして間違いなく彼女はこれで近畿大会に行ける。それが陸上の楽しさ。

 高校時代の思い出つくりに一役買えただろうか。

 10台3歩でいける君の姿がみれるのを楽しみにしてるよ。

選手権のあり方 (世界選手権が閉幕して)

 「第11回IAAF世界陸上競技選手権大会」(世界陸上大阪大会)が閉幕した。日本選手の成績が芳しくなく、世界新も生まれなかったのは残念だが、世界三大スポーツイベントの一つ。前回の「東京大会」(3回大会)の時はまだ「世界選手権」としての位置づけはあいまいだと感じたが、今回は観戦等を通じ、確実に「世界陸上」としての地位が確立されたと実感した。(全4日間会場に足を運ぶことが出来た)

 「世界選手権」は世界の”選手権大会”。要は「世界一決定戦」だ。国枠で参加してくる選手も多いが(標準記録を破れなくても1国2名まで出場できる)、203の国と地域から選ばれた代表選手が一同に会する。色々なお国事情はあるが、それぞれの予選を経て勝ち上がってくるのだ。そして本選ではどんなに早い選手も予選を免除されることは無く、本当にピラミッドの頂点の一つの椅子を目指して真剣勝負する。だから迫力があり面白く、楽しさがある。そうそれこそ真の「選手権大会」なのだ。
 混成競技も道路競技も同じ場所で同時開催される。そうじゃなきゃ「世界選手権」じゃない、例えばマラソンだけが別大会だったら、どんなに興ざめすることだろうか。

 今回の日本選手は、今年の「日本選手権」の結果を優先して選考されたことは非常に望ましいことだと思う。それこそ「予選会」だ(逆に言うとそれだけ選手の底上げがなされたということだが)。
 「全米選手権」とまではいかなくても、この「世界選手権」につながる予選会は、きちんと「世界選手権」に準じて開催されるべきである。 もちろん現実的には難しい部分も多いが、願わくば、道路競技とまでいかなくとも、せめて混成競技くらいは同一開催して欲しいものだ。(今年も混成競技の「日本選手権」は別開催だった)

 そして、その「日本選手権」につながる予選会もまた、そうあってほしい。

 先日、「近畿陸上競技選手権大会」が弊社アスリートランキングドットコムを使って紀三井寺陸上競技場で開催された。この大会が、上記のような大会になっていないのが非常に残念である。「日本選手権予選会」と正式にうたっているくせに「予選会」になっていないのだ。本選に出場できるのはわずかに1名。優勝者のみだ。
 今回、100mの予選がわずか2組だったり、1500mの予選がなかったりするのは、こうしたことが大いに影響しているのではないだろうか。(普通に考えれば36名の参加で100m予選は5組あるはず)だって上位入賞しても上の大会に行けないんだから。今回の大会を観戦し、少し興ざめした気分だ。

(高校総体の地区大会が何故面白いのか、それは6位の代表権を争う勝負が見られるからだ。それに「地元の代表」という要素が加わることも大きい。「全日中」もまた、標準記録制を和らげ、もっと地域性をもたせるべきであろう。)

 それにつながる都道府県選手権もまた、そうあって欲しい。もちろん現実的に都道府県選手権や、その下の市町村選手権などで、50キロ競歩をやれといってもそりゃ無理だろうが(石川あたりじゃできるのかも?)。「選手権」と銘打つ以上。「予選会」とうたうのならば、原則、上の大会に準じてもらいたい。違う大会も参加基準として認められたり、タイムレース決勝で順位が決まったり、違う種目が開催されていたり。現状は「予選会」になり得ていない。それじゃ「選手権」じゃない。

 週末には「近畿ユース選手権」が開催される。残念ながら「日本ユース選手権」はあれども、参加標準記録制で、「近畿ユース」で優勝しただけじゃ出場できない。「世界ユース」とはハードルや投擲競技の規格すら違う。そう「予選会」じゃないんだ。

 逆に「陸上競技会」自体は、もっともっと色んな大会があったほうがいいと思っている。例えばゴルフのようにシード選手は決勝から参加できるなんていう大会もいいと思う。
 「日本選手権」は2年に1回? それもいいんじゃない? あるいは、「世界選手権」の年は世界選手権風に、そうじゃない年は日本独自の大会として開催するのもまた良しだ。
 でも「選手権大会」と呼ぶ以上、「予選会」とうたう以上、それは世界に倣って欲しいのだ。

 市町村レベルの「選手権大会」に参加した中学生が、「僕、世界選手権の予選に出たよ」と胸を張って言えるように。
 そう「世界の風」を感じられるように。

陸上競技場考 その後 ( コラム・レビューその2)

 以前にこのコラムに書いた陸上競技場が、この程、紀の川市(旧桃山町)に完成した。(「桃源郷運動公園陸上競技場」)。和歌山県で3つ目のフル全天候規格トラック。それでも全国で最も少ない県だから、新しい競技場の誕生は喜ばしい限りだ。



 但し、私が懸念していた通り、400m8レーンのフル規格で、水濠や100m3レーンの練習走路まで付いているが、日よけらしい場所はほとんどなく、ナイター設備も無い。写真判定機は常設されたそうだが、とても駅から歩ける距離ではないし、宿泊施設も近くにない。こんなところで県レベルの大会が開催されることはないだろう。(トラックの色もピンク色じゃないし・・・)

桃源郷運動公園陸上競技場



 今回、全国高校選抜合宿の3つの会場の1つとして利用されたが、せっかくの新設の競技場なのに、陸協の今年度の大会スケジュールには残念ながら組み込まれていない。地元の中学校の大会の開催が検討されているようだが、今後の使い方は未定だ。



 億単位の税金を使って・・・悲しくて涙が出てきそうだ。



 他方では、この程、東京・西ヶ丘のナショナルトレーニングセンターに屋根付きの400mトラックが完成した。こちらは6レーンのトラックで、3種類の傾斜走路なども備える。国内初の施設として北京五輪を前に、各方面で絶賛されている。テレビや雑誌で目にした人も多いだろう。

JOC

(写真はJOCへのリンク)



 そう、私が前町長に手紙を書いた、このコラムに書いたような施設が、東京に出来たのだ。もし、同じような施設が「桃源郷」に出来ていればどうだっただろう。もちろん東京と和歌山では地の利が全然違うけど、それでも大きな脚光を浴びただろう。それだけでも村おこし、町の活性化につながったであろう。普通の陸上競技場を作ったって全国ニュースは取り上げてくれない。



 東京の施設はそりゃ金がかかっているけど(13億)、金をかけずに同じようなものをつくることだってできる。8レーンのトラックを公認ぎりぎりの4レーンにするだけで舗装費だけでも、何千万も違ってくる。下地や用地買収を考えれば億単位で変わってくるだろう。それだけで自転車置き場にある屋根程度のものなら、十分設置できるはずだ。

 試合をすることも少ないのに3レーンの練習走路も必要ないだろう。その予算で、63mの傾斜走路や砂場走路だって実現可能だ。

 あの時、私の話を聞いていてくれれば、このコラムを読んだ関係者が動いてくれたら、



 私にもう少し力があれば・・・悔しくて涙が出てきそうだ。



 でも、今更悔やんでも仕方がない。私のアイデア・ノウハウは次の競技場が作られるときに、きっと誰かがこのコラムを読んで頼りにしてくれるだろう? ということにしておいて。できてしまった施設は有効に利用しないと、それを考えることが大事だ。



 幸い?近畿地区の公営施設としては唯一のアテネやヘルシンキのスタジアムと同じ舗装のトラック(上記のナショナルトレーニングセンターも同じだし、北京のスタジアムも同じものになるらしい。詳しくはアスリートショップ参照ください)。そういった特徴を活かして、そしてなによりも競技会運営や合宿開催といったソフトの部分を充実させれば、地理的な不利は補えるだろう。

 トラックはピンク色にならなかったけど、心がピンク色になるような楽しい大会、楽しい練習会が、桃の花が咲く中、桃の果実の香る中、開催されてもらいたいものだ。もちろん、そのために私ができることがあるなら、喜んでお力添えいたすぞよ。

コラム・レビュー(その1)

 たまに昔のコラムを追っかけて記事を書きたいと思います。今回はその1回目。



<2004-10-08> ☆正しい表記について (記憶なし?)



 記念すべき? コラムの第一回の記事は「記録なし」の表記が日本では「NR(No Record)」と扱われているというものだった。

 その頃すでにアスリートランキングドットコムでは「NM(No Mark)」と表記していて、それを「NRが正しい!」と指摘されることも多々あった。



 記事から2年。



 今では日本でも国際的な「NM」と一般的に扱われるようになっている。そうアスリートランキングドットコムが正しかったのだ。今でもNRと書かれていることがよくあるのできちんと正しましょう。





<2004-10-15> ☆ハンガリアンテーブル(ポイント)



 ハンガリアンテーブルについては依然、国内では全く認知度があがらない。日本でもIAAFランキングのような記録ではないランキング化を行えば、かなり面白いと思うがそういう動きもなさそうだ。(私が知らないだけかも知れないけど)

 IAAFランキングでは今日現在、ハンマー投げで日本の室伏選手が種目1位にランクされていて、全種目の100位内に、男子は室伏選手、女子は福士選手がランクされているのだが、世界よりも容易に実現可能であろう国内でそういったランキングが実現していないということは悲しいことだ。

 アスリートランキングドットコムを使えば、こうしたランキング化は容易に実施することができるだろう。私は前々から陸上競技の問題点の一つに他の種目の選手と競争できないという点があるように感じている。例えば100mの選手と1500mの選手、共に記録でのランキング1位同士を比較して優劣をつけるのが難しいということだ。その問題点が結果的に競技の普及を妨げているように思える。

 早く「アスリートランキングドットコム」を利用して (^^) 実現してもらいたいものだ。



 さて、この記事を書いてから女子のフィールド競技の計算式が変わったようで、残念ながら新しい式を組み込めていない。(親切に指摘してくださった方がいらっしゃった)なかなか情報が少なく苦労しているので、もしご存知の方がいらっしゃったらぜひ教えてください。

インターハイ地区再編案

 全国高校総体(インターハイ)が閉幕した。暑い暑い長居スタジアムで、熱い熱い高校生の戦いが演じられた。

これ程熱く、盛り上がる大会は他に無い。喜ばしいことではないのかもしれないが、実際のところインターハイは国内最大の大会であろう。



 インターハイが何故盛り上がるのか? それは高校生の若さによるところがもちろん大きいが、それ以上に予選からの勝ちあがり戦であるという部分が大きい。誰一人の例外もなく、予選で落選した選手は本戦には出場できない。たまたまその日体調が悪くても何の救済もされない。加えて各県あるいはその下の地区の地元代表という地域性の部分がインターハイをより楽しくさせているのだ。



 そんなインターハイ地区予選会の情報化については以前にここで書いたが、今回はその地区の再編成について考えてみた。以前から近畿地区は他の地区に比べて不利であると感じていたからだ。

 できるだけ公平にかつ、現実的な地区編成というのはどんなものだろうか。



 次の表は都道府県の年少者人口(※1)を基にした現状の地区別の人口と四国を1とした場合の人口比率である。



地区北海道東北北関東南関東北信越東海近畿中国四国北九州南九州
北海道青森茨城千葉新潟静岡滋賀鳥取徳島福岡熊本
 岩手栃木東京富山愛知京都島根香川佐賀宮崎
 秋田群馬神奈川石川岐阜大阪岡山愛媛長崎鹿児島
 宮城埼玉山梨福井三重兵庫広島高知大分沖縄
 山形  長野 奈良山口   
 福島    和歌山    
人口73213472001365110812187294910645511225945
比率1.3 2.4 3.6 6.6 2.0 4.0 5.4 1.9 1.0 2.2 1.7




 驚いたのは6県もある近畿地区が最難関だと思っていたのが、実は人口的には南関東が圧倒的に多く、また北海道が最も有利だと思っていたのが、四国が最も人口の少ない地区であったことだ。実に南関東は四国の7倍近い人口となっている。国勢選挙じゃないが3倍を超える格差は不公平感を感じる。



 そこで私なりに新しい地区編成を考えてみた。

条件として



1.現在の地区割から大きく変わらないこと。

2.隣接しない県は同じ地区に入れないこと。

3.参加できる人数が減少しないこと。

4.地区大会が円滑に開催できること。



を考慮した。特に4の条件より、県の数が5県以上になると短距離系種目の組数が4組以上になってしまう為、準決勝を考えなければならず大会が肥大化するため、最大でも4県以内とした。また県の数が3県未満になってしまうと大会としての面白味が減少する(※2)ので、結果的に4県もしくは3県という地区編成になり、東京を含む地区が3県、それ以外が4県という12地区という形となった。



 それによる地区編成案とその場合の人口、同じく四国を基準とする人口比率を表したのが次の表だ。



地区北東北南東北北関東南関東北陸東海北近畿南近畿中国四国北九州南九州
北海道宮城栃木東京新潟静岡滋賀三重鳥取徳島福岡熊本
青森山形群馬神奈川富山岐阜京都大阪島根香川佐賀宮崎
岩手福島埼玉山梨石川愛知兵庫奈良広島愛媛長崎鹿児島
秋田茨城千葉 福井長野岡山和歌山山口高知大分沖縄
人口12701233239928297682235164218517865511225945
比率2.3 2.2 4.4 5.1 1.4 4.1 3.0 3.4 1.4 1.0 2.2 1.7




 12地区ということで1地区増加することになるが、予選の組数は増えない(※3)ので本戦としては問題ないであろう、なにより今より参加できる高校生が増えることは好ましいと思う。また結果的に現在の北・南関東大会のように同時2地区開催(※4)を考え易い編成となった。南関東が依然と人口が多いが東京は人口程は強くないので数字よりも差は少ないであろう。



 大会期間中多くの汗と涙を目にした。

高校時代にしか出場できない、多くの選手は出場も出来ない。

そんな大会を目指すことに大きな意義がある。

 学校スポーツの崩壊が危惧されている21世紀だが、インターハイは形を変えながらも、よりよい大会として存続し続けて欲しい。その為にはそろそろ地区再編成も必要ではないだろうか。



 若者よ目指せインターハイを君たちの涙は人生の宝物だ。



※1 総務省統計局平成16年の15歳以下の人口



※2 例えば東京と山梨の2県による地区とすれば人口バランス的にはよくなるが6位までをすべての県で独占しかねないので大会としての面白味が無くなる。



※3 現在の66名でも予選は9組、72名になっても9組のまま。今年の大阪は9レーントラックだったので予選は8組で行っていた。その場合でも予選は8組で変わらず。個人的には予選を9人で走らせるのは進出が厳しくなり好ましくないように思う。



※4 北関東と南関東は同時開催されている。何のための地区なの?と個人的には疑問なのだが、関東の人からは悪い話を聞いたことがない。

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